薩摩地方の民族楽器ゴッタンを普及するために立ち上げた活動みまたんゴッタンプロジェクト。
ゴッタンの文化を絶やさぬように次世代へ繋いで行くために、団体を作りこの活動を始めました。
活動としては近郊のお祭りやイベント等に出演させていただいたり、ゴッタンに触れてもらうワークショップを行うなどの取り組みを行っています。
また三股町と都城市にゴッタン教室を開講するまでにいたりました。
現在生徒数は大人と子供合わせて４名です。
このサイトの中で販売するオリジナルグッズを通して、より一人でも多くの方に「ゴッタン」と「みまたんゴッタンプロジェクト」の活動について知っていただくキッカケに繋がればと思います。
※画面上記の項目ALL ITEMからピックアップ商品以外もご覧いただけます。

ゴッタンとは何か？

釘を使わない、動物の皮を使わない、古材を使う自然に優しい楽器です。
何処からいつ頃来たのか？ということについては説が多く、謎の多い楽器とされています。
一説では中国からの密航船の中から見つかり、薩摩地方で普及して今のカタチになったという話もあります。
ゴッタンは様々な歴史を経て、人々がの農作業後の楽しみや酒席での宴会道具として平穏と笑顔をもたらせて来ました。
また大工の楽器とも言われ、家を建てた人に残った資材でその家の音を奏でる楽器として作って贈る文化がありました。
「なにはなくともゴッタン」と言われるほど日々の生活には欠かせないモノでした。
この素敵な文化が戦争とその後の近代化によって失われつつある状況です。
現在宮崎県で制作しているのは三股町に工房を構える美木工房の上牧氏のみです。
今回このプロジェクトは上牧氏と瀬戸山聖宝流津軽三味線家元の瀬戸山氏との出会いから、地域おこし協力隊も含めて次世代に繋ぎたいプロジェクトとして立ち上げました。100年後の人たちにも繋いで行きたい文化です。
是非活動をご覧いただき共に楽しんでいただければと思います。